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「グルテンフリー食品を扱う健康食品専門店に行ってみたinサンクトペテルブルク」

「グルテンフリー食品を扱う健康食品専門店に行ってみたinサンクトペテルブルク」

こんにちは!MTC Japanインターン二期生の西島です。今回のブログでは、前々回の記事に引き続き、ロシア第二の都市サンクトペテルブルクの、グルテンフリー食品事情についてお届けします!

―目次――――――
0.今回の調査の主旨
1.一店目の健康食品専門店
2.二店目の健康食品専門店
3.まとめ―二つの店の共通点
―――――――――

なぜ今グルテンフリー食品なのか?そもそもグルテンフリー食品とは?
前回記事はこちらから→https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1309591115836411&id=249431785185688

0.主旨
MTCJAPANインターン一期生の柴橋さんが立ち上げた、「ロシアのグルテンフリー調査」の一環で、今回の調査を実施しました。調査内容に移る前に、まずこれまでの経緯について簡単に振り返りたいと思います。

これまで私たちは、サンクトペテルブルクにどれだけグルテンフリー食品の需要があるかを調査するために、既にこの街にあるスーパー、カフェ、オーガニック専門店、またグルテンフリーメニューを提供するレストランを訪れました。レストランでの具体的なインタビューに関しては、10月22日の柴橋さんの記事をご覧ください。(その様子についてはこちら)。

そのレストランでのインタビューの際に、グルテンアレルギーを持つ方々のグループを紹介していただきました。そのグループのサイトに関連するお店を調べてみたところ、
「サンクトペテルブルクに商品のほとんどがグルテンフリー食品である専門店が二店ある!」
ということを発見しました。
ここで共通して言えることは、柴橋さんが以前まとめた「身近なところにグルテンフリー」とは対照的に、「グルテンフリー食品を購入することを目的とする顧客対象のお店」ということでした。

それでは早速、行ってみましょう!

1.一店目の健康食専門店

◇店名:Диетическое питание
◇創業:19年
◇URL:http://www.glutena-net.ru/
◇住所:Санкт-Петербург Лесной проспект д. 32
(地図のURL http://ur2.link/GSNG )
◇立地
地下鉄1番線(サンクトペテルブルクで一番古い線)のвыболгская(ヴィボルグスカヤ)駅から、徒歩5分ほどのところに位置しています。この駅は、サンクトペテルブルクの目抜き通り、ネフスキー大通りから北へ5kmほど離れたところに位置しており、周りに大きな商業施設もない、閑静な住宅地といった場所でした。お店はアパートの一階部分にありました。

こちらの店名”Диетическое питание(ダイエティチェスコエ・ピターニエ)”は「ダイエット食品」という意味です。この店名から分かる通り、こちらのお店では「ダイエット食品」の一環として、オンラインショップを含め、グルテンフリー食品が専門として扱われていました。

◇売り場面積の規模
日本の一般的なコンビニより少し狭いくらいでした。
店員さんはお一人で、お客さんは下の写真のように欲しいものをレジで伝え、裏から取ってきてもらい会計をする、という仕組みでした。
ロシアでよくある、薬局(アプテカ)のようなスタイルですね。「ダイエット食品」とのことなので、それをイメージしているのでしょうか、店員さんの服も水色の襟付きシャツで、まるで薬局のようでした。

◇品物
売られているものは全てこのようにシールで製品表示がされています。

赤:グルテンフリー
青:乳製品使用なし
黄:卵使用なし
緑:低タンパク質
という意味です。赤いシール(グルテンフリー)は見る限り全ての商品につけられていました。
加えてこのお店は、様々な国のグルテンフリー食品を販売していました。

◇人気商品
さて、お店の方に伺った人気商品ですが、
・ソーセージ
・米粉のパスタ
の二点が特に売れるとのことでした。

ソーセージに関しては、一般的なものはつなぎに小麦粉を使っていることが多いので、このようにグルテンフリー表示のソーセージが売られているのですね。この「グルテンフリーソーセージ」は、私たちもこの店舗で初めて、販売しているところを見ました。
また、私たちは平日の夕方にこのお店を訪れましたが、帰宅時間ということもあり、お店には多くのお客さんが出入りしていました。客層も見る限り老若男女様々で、一人のお客さんは「このお店は頻繁に利用している」と私たちに話してくれました。

2.二件目の健康食専門店

◇店名:стебелёк(ステベリョク;ロシア語で『茎』)
◇創業:開店して6か月、オンラインショップは2週間前に開設
◇URL:http://stebelek.shop/
◇住所:Кронштадтская, 24
(地図のURL http://ur2.link/GSNM )
◇立地
同じく地下鉄1番線のавтово(アフトボ駅)から徒歩10分ほど。
この駅もいわゆる郊外に位置しており、ネフスキー大通りからは南に10km離れた場所にあります。

◇売り場面積の規模
日本のコンビニよりは狭いですが、ロシアの一般的な”продукты”(住宅街などによくある食品小売店)とほぼ同規模でした。
店員さんは常時二人で、一人がオンラインショップをチェック、もう一人が店番をしているとのことでした。

また私たちが調査に伺った際は平日の昼間ということもあり、他にお客さんもいなかったため、お店の人にたくさんお話を伺うことができました!

◇品物
さてこのお店の特筆すべきところは、なんと置いているグルテンフリー食品の全てがロシア産ということでした。お店の方曰く、サンクトペテルブルクとモスクワの会社の商品しか置いていないそうです。
そのため、輸入品が多くなってしまうオーガニックショップと比べて、全体的に8割程度の値段で販売されていました。
こちらのグルテンフリー食品の一般的な種類である、「穀粉」「菓子類」「パスタ類」以外にも、「ヴァレニエ(ジャム)」、「ペースト状のピーナッツバター」、「冷凍ブリヌイ(ロシアのクレープのようなもの)」、「ケーキ」などが置いてありました。

 

◇人気商品
気になるこちらのお店の人気商品ですが、
・菓子類(ビスケット、コーンフレークなど)
・はちみつやジャム系
・冷凍ブリヌイ、ケーキ
購買層に関しては、「菓子類は若い人に、はちみつやジャム系は年配の方に人気がある」とのことでした。冷凍ブリヌイやケーキは、他に扱っているお店が少ないため人気があるとのお話でした。

◇顧客層
「老若男女さまざまだが、この店の商品を求めて街の中心からやってくる人もいる」とのことでした。
開店して6ヶ月時点で、一日の来店者数は15名ほどだそうですが、オンラインショップでは既に海外の顧客も確保しているそうです。

3.まとめ―二つのお店の共通点―

さて、今回グルテンフリー食品の専門店を2件調査しましたが、両店舗にいくつかの共通点が見られました。それは、

・オンラインショップ運営に力を入れている
・実店舗は郊外に小規模に開き、少人数で回している
・販売するグルテンフリー食品はロシア産が大半で、都市部のオーガニックショップより価格帯を抑えている
・「健康食品」のカテゴリーとして専門性の高いラインナップであり、グルテンフリー食品を求める顧客がメインターゲットである

以上4点です。
以上のことから、今回の調査で、ロシア・サンクトペテルブルクにおける従来のグルテンフリー食品市場は、

①グルテンアレルギーを持つ方々のような特定のターゲット層向けの専門店として、「地元密着型の、より価格帯を抑えた小規模なお店」で販売する
②欧米から入ってきた「健康食」として、オーガニックフードやベジタリアン、ビーガンフードの中に位置づけ「流行りものが集まりやすく、また外国人も多い中心街に、デザインにもこだわった店舗」で販売する

という二つの特徴があるのではないかと考えました。
また今回の二つの店舗は、両方ともオンラインショップも開設しており、二店舗目は、まだオンラインショップを始めて2週間とのことでした。これは、近年のグルテンフリー食品の「欧米からの健康食」としての流行を受け、新たな顧客層を取り入れようとした流れではないかと考えられます。

以上、インターン生による記事をお届けしました!

(写真は二店目の店員さんとのものです。「日本人に会ったのは初めて!」とお土産まで持たせてくれました^^)

MTCJapanは日本人によるロシア現地法人として、日本人が細やかなサービス・サポートをすることが出来る唯一の企業です。

MTCJapanでは現地に幅広いネットワークを持ち、様々な要望に対応できる日本人スタッフが全て日本語で対応をさせて頂きます。

サンクトペテルブルグ日本領事館、日本センター、日本商工会加盟し、安心と実績のあるビジネス展開し、全てのスタッフが日系企業での豊富な業務経験をもち、迅速対応致します。

様々な日系、ロシア系企業との専属業務提携があり、専門家による迅速な露和・和露翻訳・通訳等もサポート致しますので、ロシアでのメディカルツーリズムやビジネス展開、イベント開催、現地視察から旅行まで何でもお気軽にご相談下さいませ。

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