12月14日 日本酒セミナー・試飲会
こんにちは!現在MTC Japanでインターン中の長谷川です。
私たちは先日12月14日、サンクトペテルブルクの有名店「カフェ・ブシェ」の二階のコーヒーラボにて、日本酒のセミナーおよび試飲会を開催いたしました。
セミナーへの参加者は飲食関係者を含め、日本酒に興味を持ってくださる方々で20名ほど。
そのうち20から30代と、若い方々が大半でした!
最初に30分ほどお時間を頂き、日本酒の歴史やお酒造りの工程、原材料のこだわりや日本酒の種類などをプレゼンテーション形式で解説。説明の途中でも鋭い質問がいくつも飛んでくるなど、皆さん熱心に聞いてくださっていました!
一通りお酒に関する情報のプレゼンテーションが終わったあとは、待ちに待った試飲会。皆さん香りと味をじっくり確かめながら日本酒を味わっていました。
今回の試飲会開催にあたっては、北海道の男山様から特別純米酒「國吉の名取」、山形県の塩川酒造様からCowboy Yamahai、Fisherman Sokujo、Shisui の計4種類のお酒をご提供頂きました。
また、試飲会中には参加者の皆さんにお酒に関するアンケートに協力していただきました!
このアンケートによると、試飲会以前に日本酒を飲んだことがあったのは半数ほどで、普段はビールやワインを飲むという方が多かったです。(ウォッカじゃないんですね!)
さて、初めて飲んだ日本酒の感想は…。
「美味しい」、「自分にとって新鮮」、「様々な種類があって面白い」という声が目立ちました。全体的に肯定的な反応が多く、日本酒のロシア進出に期待が持てるものでした。
また、好みのお酒には全体的にバラつきが。ウォッカの有名な国とはいえ、辛口のお酒のみが人気という訳ではないようです。(ちなみに人気1位は大辛口のお酒、2位はやや甘口のお酒。)
しかし、ロシアで日本酒販売をするにあたっては、値段の高さや日本酒の知名度という点などが障壁として挙げられました。
たしかに事前アンケートで日本酒のイメージを尋ねたところ、日本酒に興味のある参加者でさえ知らない、という声が多数出ましたから、ロシアでsakeというものは相当マイナーなものなのでしょう。この国で日本酒を売っていくためには、かなり広告宣伝が重要になっていきそうですね。
試飲会のみならずセミナー全体も概ね好評で、終了後もプレゼンター達の周りには人だかりができていました。
[感想]
今回のセミナーを通して、上記のようにロシア人の日本酒に対する強い興味を感じることができました。その上、ロシアはアルコールの消費量が世界4位とかなりのお酒大国。
もちろん輸入などに関して障壁はありますが、戦略次第ではロシアで日本酒が広く販売・普及される日も遠くはないのでしょうか?
1月以降にも第2回試飲会を予定しているので、こちらでより詳しくロシア人の好みを知ることができれば、と思っています!
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