7月10日から7月20日までの10日間に心臓外科医2名、医療機器メーカー1名、医療SNS社を率いた医療精鋭使節団を率いてロシアのクラスノヤルスク、モスクワ、ティベルで医療交流をコーディネートしました。

数カ所のハートセンターおよびがんセンターの視察と現場の交流を経て、次に続く強い結びつきをえることができました。

また、医療機器販売に関する法的な問題や現状の把握、さらにはロシアでの医療情報ネットワーク、保健システムなど、ロシアの医療の今を掴むことのできた大変貴重な時間となりました。

循環器死亡率が全体の50%を超えるロシアにおいて、循環器系医師の日露交流の流れを作るとても重要な位置を占めていると考えます。

医療は専門性が深いため、単に機器を売るだけでも交流するだけでも本質には届きません。このようにして、様々な人が多角的にロシア医療を捉えて、そしてアプローチしていくことがとても重要であるということを再認識することができました。

「冷戦時代もアメリカとの医療交流は途切れることはなかった」とハートセンターの先生は語る。私たちも混沌とした今の状況を繋ぎとめる架け橋としてひるまず進んでいきます。

今後もMTCJapanはロシアの皆さんの健康と笑顔を守る意義のある取り組みを信頼できる仲間と共に作り上げていきます！

PS:今回はティベルのアレクサンドル先生のおうちに招かれて、ロシアの文化もたっぷり堪能してきました。（ちなみにこの風呂は日本の五右衛門風呂です。初体験はロシアという貴重な体験をしました）