ロシアにおける製品管理システムの導入について
すでに一部の製品では始まっていますが、ロシアでは海賊製品、フェイク製品を根絶するために製品の製造から末端の消費者に届くまで完全に追跡できるように厳しい管理規格が敷かれます。
アルコール製品の販売と管理ではすでに同様のシステムがロシアでは広く流通しておりますので、これと似たようなものだと考えていただけると良いかもしれません。https://egais.ru/
今年はすでにタバコや毛皮製品が対象になっており、一説によれば毛皮製品を作っていた工場などの7割は廃業に追い込まれる事態だそうです(それだけ違法な売買が横行していた)
更に、現在ロシアで靴を製造している企業が登録だけで1300社あると言われていますが、そのうち、このシステムを導入できている企業は30社程度に留まっているという情報もあります。(これも毛皮製品同様の理由)
すでに、日本からはいくつかの企業がロシアに進出し、輸出ベース、または現地生産ベースでビジネスを展開しております。
例えば、現在活発にビジネスが進んでいる製薬メーカーは、全ての製品が対象となり、製品登録のためのコスト増、印字のための設備投資などが新たに発生してきます。
2019年12月1日からは全ての衣類も対象になります。ユニクロさんはじめ、海外からのアパレル業界も対応に追われている状況です。
アパレルに関する情報
世界にも類を見ない厳しい規格と管理。ここまでしないとしっかりした品質と安全性の管理ができないのが現状なのですね。
しかしながら、変化があるときはチャンスでもあるとも言えます。多くの企業が尻込みするような状況でも。ロシアマーケットはまだまだ成長の可能性を秘めたマーケットであり、正確な情報を掴み、正しく取り組むことで、先行者利益を得る可能は高いと考えます。
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