MITT2015 医療ツーリズム展示会に参加しました
2015年3月18日~3月21日にかけて毎年この時期に開かれるMITTへパートナーのJMHC(JTB)と共に参加しました。
今年で3度目の参加となる今回は、これまでの反省点などを踏まえて新しい体制で臨みました。
経済制裁の影響等により大小合わせて多くのロシアの旅行会社が倒産した事や、通貨が下がった影響で海外への渡航が高額になるなどの懸念から、去年と比べて展示会自体も多少規模が縮小したようでした。
ブースを訪れる企業は前年度比で25%減というところでしょうか。
しかしながら、ポテンシャルのある顧客もしっかりとあり、この経済制裁で或る意味ふるいにかけられた状況といえるかもしれません。
今年は日本の観光庁が主体となったJapanブースが設けられ、日本からは追加で2病院が参加しました。
今年から身元保証機関に対して新たな法制度が設けられ、これまでまとまり切れていなかった日本医療の国際化に大きな結束力が生れる期待のかかる年となりそうです。
ロシア医療ツーリズムマーケットはドイツ、イスラエル、スイス、トルコなどが主要取引国であり、ビジネススキームも確立されています。
医療機関と医療エージェント(旅行会社など)は業務提携の元、医療産業として医療ツーリズムに取組み、一定の成果を上げています。
医療機関は医療エージェントに対して治療費に対する10~15%のコミッションをバックする仕組みを取っています。(日本の自由診療である美容系クリニック同様)
しかし、その点では、日本は保険診療を基本とし、患者平等という医療機関の体制や価値観の違いもあり、医療を産業としてとらえることがなかなか難しい面もあり、大きくPRが進まない要因にもなっています。
この様なギャップを埋めるために、弊社はパートナーのJMHCと共に試行錯誤しながら新しいスキーム作りに取り組んでいます。
MTCJapanは日本の医療を一つの大きな強みとして掲げているロシア唯一の企業です。
その強みを存分に生かして、これから拡大する国際医療のニーズにしっかりと対応していきたいと思っております。
MTCJapanでは現地に幅広いネットワークを持ち、様々な要望に対応できる日本人スタッフが全て日本語で対応をさせて頂きます。
サンクトペテルブルグ日本領事館、日本センター、日本商工会加盟し、安心と実績のあるビジネス展開し、全てのスタッフが日系企業での豊富な業務経験をもち、迅速対応致します。
様々な日系、ロシア系企業との専属業務提携があり、専門家による迅速な露和・和露翻訳・通訳等もサポート致しますので、ロシアでのメディカルツーリズムやビジネス展開、イベント開催、現地視察から旅行まで何でもお気軽にご相談下さいませ。
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